SNOWKEL

DIARY

2015-06-10-Wed

五月が光ってた 後編

そして、朝起きて、行った事の無い近所のラーメン屋にお昼を食べに行く。

僕の行きつけだった蕎麦屋も、カレー屋も、僕が福岡を離れている間に無くなってしまっていた。
ラーメンを食べ終わって、ライブハウスに向かう道すがら、山田さんが送ってくれると連絡が入る。

福岡の懐かしい路を走りながら、昔の思い出話をした。
とても、素敵な時間が流れる。
僕と西村さんとが出会った場所の前を通過しながら、
シュノーケルが生まれる少し前にタイムスリップしながら、
僕たちは会場に向かう。

会場に着くと、物販のトートバックが届いていた。
実は現物はこの日が所見だったんだ。
デザインのやり取りはしてたんだけど、GW進行に阻まれて、中々時間がなかったからね。
素敵なトートでみんなのテンションが上がって行く。

そして、リハーサル。
そして、本番。
そして、打ち上げ。

福岡に帰る。
それはとても不思議な気持ち。
町並みはドンドン変わっているし、
変わらない思い出を摺り合わせようにも、
変化し過ぎてて前と違った感覚になる。

実家だってもう無くなってしまったからって、なんか思ってたけど。
やっぱり、故郷で、そこには特別な思いがある。

本番はとても怖くて、楽しくて、喜びに溢れていたよ。
普通に生きてて良かったって思えた。
そう思えたら泣きそうになるけど、泣かなかったけど、多分泣いてた。
最高の無能の人が出来たから、動画にしてyoutubeにアップしたよ

そして、打ち上げへ。
会場は HAPPY HILL です。
とてもいい店。
ヤマダマンの同級生がやってんだけど、料理が美味しい!!!
雰囲気も最高!!!
次回は此処でアコースティックライブもやりたいって話してた。
色んなサプライズがある打ち上げで、とても楽しかった。

それから僕はその店の隣らへんにある行きつけのバーへ赴くのでした。
西村さんとヤマダマンも来てくれて、楽しく飲んだ。

翌日は、母の命日だった。
彼女にもう一回シュノーケルを見せてあげたかった。
今の僕は幸せで、楽しく生きてるよって教えてあげたかった。
多分、あんだけ良いライブやったから、知ってるんだよねって思いながら昼間に法事を済ます。

夕方から姉の家にてバーベキュー。
友達も、親父もみんな来て、楽しく過ごしてた。
弔いながら、歌いながら、人と飲む事が大好きだった母親の三回忌らしい、素敵な夜だった。

僕の人生。
子供の頃とか、思春期とか、
不幸かどうかを問われれば不幸だった。
でも、過去は頭の中にしかないからね。
今、この一瞬が幸せなら、その為の過去なんだって感謝出来る。
酒と、友情と、家族と、仲間と、何よりみんなの笑顔に酔いながら。
とても素敵な数日を過ごせた福岡でした。

ありがとう、また会おうね。.

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