そして、朝起きて、行った事の無い近所のラーメン屋にお昼を食べに行く。
僕の行きつけだった蕎麦屋も、カレー屋も、僕が福岡を離れている間に無くなってしまっていた。
ラーメンを食べ終わって、ライブハウスに向かう道すがら、山田さんが送ってくれると連絡が入る。
福岡の懐かしい路を走りながら、昔の思い出話をした。
とても、素敵な時間が流れる。
僕と西村さんとが出会った場所の前を通過しながら、
シュノーケルが生まれる少し前にタイムスリップしながら、
僕たちは会場に向かう。
会場に着くと、物販のトートバックが届いていた。
実は現物はこの日が所見だったんだ。
デザインのやり取りはしてたんだけど、GW進行に阻まれて、中々時間がなかったからね。
素敵なトートでみんなのテンションが上がって行く。
そして、リハーサル。
そして、本番。
そして、打ち上げ。
福岡に帰る。
それはとても不思議な気持ち。
町並みはドンドン変わっているし、
変わらない思い出を摺り合わせようにも、
変化し過ぎてて前と違った感覚になる。
実家だってもう無くなってしまったからって、なんか思ってたけど。
やっぱり、故郷で、そこには特別な思いがある。
本番はとても怖くて、楽しくて、喜びに溢れていたよ。
普通に生きてて良かったって思えた。
そう思えたら泣きそうになるけど、泣かなかったけど、多分泣いてた。
最高の無能の人が出来たから、動画にしてyoutubeにアップしたよ
そして、打ち上げへ。
会場は HAPPY HILL です。
とてもいい店。
ヤマダマンの同級生がやってんだけど、料理が美味しい!!!
雰囲気も最高!!!
次回は此処でアコースティックライブもやりたいって話してた。
色んなサプライズがある打ち上げで、とても楽しかった。
それから僕はその店の隣らへんにある行きつけのバーへ赴くのでした。
西村さんとヤマダマンも来てくれて、楽しく飲んだ。
翌日は、母の命日だった。
彼女にもう一回シュノーケルを見せてあげたかった。
今の僕は幸せで、楽しく生きてるよって教えてあげたかった。
多分、あんだけ良いライブやったから、知ってるんだよねって思いながら昼間に法事を済ます。
夕方から姉の家にてバーベキュー。
友達も、親父もみんな来て、楽しく過ごしてた。
弔いながら、歌いながら、人と飲む事が大好きだった母親の三回忌らしい、素敵な夜だった。
僕の人生。
子供の頃とか、思春期とか、
不幸かどうかを問われれば不幸だった。
でも、過去は頭の中にしかないからね。
今、この一瞬が幸せなら、その為の過去なんだって感謝出来る。
酒と、友情と、家族と、仲間と、何よりみんなの笑顔に酔いながら。
とても素敵な数日を過ごせた福岡でした。
ありがとう、また会おうね。.