SNOWKEL

DIARY

2015-02-04-Wed

発泡酒のが美味い日もあるのだよ

ビールを飲む。

僕は殆どビールしか飲まない。

飲みに行っても朝までビール。

ビールとセブンスターがあればある程度の幸せ。

幸せだ。

 

漠然とした課題だが、小さい頃から幸せになりたいと強く思っていた。

幸せに必要なパーツを想像して絵に描いて遊んでいた。

例えば、一軒家だったり、お花だったり。

大きなテレビと、変わったペット。

白くて大きな家のペンキを仕事の合間に塗り替える。

ペンキで汚れたオーバーオールを着て。

大きなバイクと小さなバイクとバスを所有する。

子供ながらになんだか具体的な幸せを描いていた。

 

自分は幸せだとよく思うし、まだまだ、幸せの途上に居るんだとも思う。

 

ビールを飲んでいると、ビールを飲みながら五階のベランダに座る母親のシルエットを思い出す。

蚊が入るからと真っ暗な部屋で家族で過ごしていた。

母はビール、姉と僕は雪見大福を分け合う。

ベランダからはももち浜の花火が見える。

貧乏だったが幸せな記憶。

 

多分僕のビールは母親譲りだな。

乾杯.

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