SNOWKEL

DIARY

2015-03-10-Tue

書こうかどうか悩んだけれど、書きます。

命の価値は未だ分から無い。

人生の意味も分から無い。

僕には計れ無いモノで、測ろうとしてはいけないモノだとも思う。

それでも、何故か考えてしまう。

 

生命とは物質だと仮定する。

僕の体は幾億かの原子で出来ている。

原子が分子になって、肉塊を成す。

記憶も心も、それに乗って生命活動をする。

流動的に古い分子は新しいものと入れ替わり、成長する。

そして生命活動を終えると止まり。

然るべき儀式の後、荼毘に伏す。

なくなる様に見えるけど、それは世界にあり続ける。

原子は消えない。

また違った分子になって、何かに成る。

それを繰り返す。

繰り返し繰り返せば、世界は一つだと思う。

 

僕はこの考え方が好きだ。

所謂魂も、死後の世界も、生まれ変わりも無いけれど。

僕には何故か明るく見える。

 

昨日大好きだった知り合いのばあさんが死んだんだと、今日知った。

さよならは突然やってきた。

彼女は世界に有り続ける。

僕はそれが何になるのか分から無いけど。

何と無くそれを感じている。.

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