(話は13才に遡ります)
夜に眠るのが勿体無い。
僕の友達がそう言ったから、その日から僕は夜眠れなくなった。
夜寝るのが勿体無い??
凄い!!
そんな事考えた事無かった!!
どういう心境なんだろう??
思春期の僕は考えたが理解出来なかった。
理解できないと落ち着かないので考えてたら夜眠れなくなった。
次の日
俺も、そう思うよ。
と返してみたら、彼はニヒルに笑う。
なにそれ、カッコいい!!!
13才にして、その哀愁!!
ズルい!!
彼とは保育園からずっと一緒だが、何度もその新しい考え方に夢中になってしまう。
夕日は悲しいよね。
え??
なんで??
(小3)
映画は字幕じゃないとね。
じまくってなに??
美味しいの??
(小1)
と、いった具合に、彼には多大な影響を受けた。
今回の福岡の心残りは、地元の仲間と遊べ無かった事だ。
こんな僕にも優しくしてくれる、とてつもなく良い奴らだ。
彼が僕の母親に言った言葉。
カバやんは、女が絡まなければ良い奴です。
胸に刻みます!!!!